
人は他人と比べた時に何らかの差があります。勝者と敗者の差。稼ぐ者と稼げない者の差。その力の差を埋めるにはどうしたら良いのか。今日は差の埋め方をお話します。
この記事の目次
とある物事を理解したことと、その理解した事を行動できるかは大きさな差があります。さらに行動できたとしても結果を出す事にはさらに大きな差があります。この差は簡単には埋まりませんし、ほとんどのケースで結果が出る前に行動をやめてしまいます。だから世界は明日になってもあまり変わりません。
では変わらないからと言って諦めますか。その差を埋めるためには、結果を出すためには何をすれば良いのか。
理解したと同時に行動し結果がでるまで続ける。
これしかありませんし、これが最短距離で差を埋める方法です。答えは簡単ですが、行動は難しいですし、理解し行動まで起こせる人は僅かです。だからとある物事を理解したとしてもそれは、理解できていない事とさほど変わりはありません。だから世界は明日になってもあまり変わりません。
さて私は今日FXの追加口座を用意し月曜日から『教科書にはない!でも素晴らしい資金管理法』を実行します。先に宣言しておきます。

99%失敗します。それが理解と結果の差です。現実はそんなもんです。
行動をしたからと言って必ずしも良い結果が出るわけではありません。悪い結果が出るときの方が多いです。それでも続けなければ差は一生埋まることはありません。
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99%負けると表現しているのは私は普段デイトレからスイングトレードの間つまり1日から2から3週間程度の保有スタイルのトレードをしています。そのトレーダーが今回のFX口座への入金額で管理する資金方法を実行するそれにあたってはスキャルピングからデイトレで数秒から1日以内のトレードスタイルにします。
- 軟式球でプレイしていた高校球児が公式球でプレイする
- ゴルフのレギュラーティーの位置をバックティーに変えてプレイする
- 1人前の料理をしていた人が20人前の料理を作る。
例えが私の趣味的な分野なので伝わるか分かりませんが、同じ球場や同じコースでプレイを行うのに道具や位置、数が変わるだけでその難易度は飛躍的に上がります。同じチャートを使ったFXトレードでも自分のスタイルを変えると言う事は飛躍的に難易度が上がります。そう言った事からいくら資金管理を上手にやったとしても負ける可能性がいつもより遥かに高いです。
時々このようなご質問をいただきます。

検証ならデモ口座でもいいんじゃないですか?

この質問に対する私の答えはNOです。
理由は簡単です。デモはあくまでも仮想で心理的なプレッシャーは全くありません。痛みを伴う事がない経験を100回積もうが1,000回積もうが、たった一回のリアルな痛みには負けます。デモ口座もリアル口座でもチャートの価格は同じですが全くリスクがないデモ口座と1,000円でも10,000円でも身銭でトレードをするのでは少し差が出てきます。当然10,000円と100,000円でも差が出てきます。1,000,000円ならもっとさが出てきます。この差を埋めていかなければ自分自身が必要とする利益を出すことができません。
デモ口座とリアル口座は金銭的な違いだけではありません。実際の入出金手続や収支表の付け方、検証に到るまで様々な違いがあります。
トレーダーにとって特に大切なスキルは自己心理(メンタル)と資金管理です。だからこそ小額でも最初からリアル口座でトレードを行い自己心理(メンタル)と資金管理も少しづつ強くなって行く必要があります。

私は1日に1,000,000円損切りをしても大きくは落ち込みませんでも、少しは落ち込みます。それぐらいのメンタルです。
確かに体験は必要だ。体験によって人は成長することが出来る。しかし、さまざまな体験を多くしたからといって、他の人よりもすぐれていると言うことはできない。体験しても、あとでよく考察しなかったら、何にもならないのだ。
どんな体験をしても、深く考えてみることがなければ
体験から何も学べていないし、何もみにつかないということだ。
出典元:フリードリヒ・ニーチェ|ニーチェの言葉
FXトーレードを終えそのトレードを深く検証する事は体験をしっかり身につける行為です。そこが疎かになると勝っても負けても短期的な話です。
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