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防波堤から釣れるのは小さな魚、時には大きな魚も釣れますが可能性は低いです。大きな魚は船で沖に出て釣りましょう。
大きな魚と小さな魚が釣れるシュチュエーションは違います。FXでも200pips取れる場面と50pips取れるチャート形状には違いがあります。今から入ろうとするポジションはどちらの場面なのかを最初にチャートを観察し見極めておく必要があります。明らかな抵抗が多い場面で大きく狙うのはギャンブル的な要素が強くなり『抜けろー抜けてー頼むー。』とお祈りトーレドをし出します。それよりも確率が高い利確ポイントを探し確実に利益を積み重ねるが大切です。今回の通貨は1,000pips大きな節も無く下落して来ているので半値(フィボナッチ50%)ほどはいずれ戻すと思いますが、半値戻す間を2から3回に分けて取れればと考えています。
今回はEURGBPのロングのFX研究です。
FX取引ルール


ポジション時の日足チャート

- 方向性:安値を付けたラス高値を抜けれていないので下落トレンド継続中のレンジ
- MA20状況(緑線):ローソク足の下だがまだ下向きに垂れている
- その他①:6ヶ月前からの切り下げラインを日足実体でブレイク
- その他②:週足MAが90pips上に接近中
ポジション時の4時間足チャート

- 方向性:安値を付けた高値をブレイクし再度下落し上位足の切り下げラインをブレイク後ラインへのリテスト完了
- MA20状況(紫線):上向きでローソク足の下を推移
- その他①:日足MAと4時間足MAが交わる
- その他②:MAの状況から暫くレンジになる可能性も高い
ポジション時の1時間足チャート

- 方向性:上昇トレンドを形成中
- MA20状況(水色線):ローソク足の下に入ってくる

チャート分析結果から今回のEURGBPはロングでポジションをとる事にしました。
決済までのシナリオ4時間足チャート

決済までのシナリオ
- 勢いよく利確目標に到達
- 一度、切り上げライン付近まで下落して上昇。この場合はチャート形状を見て追加ポジションを入れます。
- 節を作らずSLに掛かる。
- 大きく狙う場合はさらにもう一段上へ。今回は目指しません。①で利確出来れば前回高値を抜いてその戻しで再度、ロングで入って行きます。
ポジション内容
- ポジション日時:2020/02/05 23:24
- ポジション:ロング
- SL:73pips(前回安値)
- TP:63pips(前回高値と週足MA)
ポジション時の懸念
- 特になし。戻した時は追加を入れ、SLにかかれば納得の結果です。
ポジション時の感情
- 23:30頃のポジションで眠気があります。22:00には寝たいのですが最近、遅くなり気味です。

以上がEURGBPロングのポジション時の状況です。
感想などありましあらコメント欄、Twitterをご利用ください。以降の項目はポジションの状況を見ながら更新します。最終的な結果はお楽しみに。
1.SLの位置を変更した理由 160時間後



- チャート分析日時:02/12 15:30
- 経過時間:160時間後
- ポジション:ロング
- 損益:-58pips
- シナリオ/根拠:SLを移動する。
本来なら最初に設定したSLを建値から遠ざける行為は損大利小に繋がるので避けたいところですが、ポジション時のチャートと現在のチャート分析をしたところ以下のような事がわかりました。
- 週足チャート オレンジ枠の中でのレンジであり、下限からの反発の確率が高いく、そのポイントの下にSLを置くべき。
- 日足チャート 直近の高値を付けた安値は当初のSLの下にある。いつもは直近安値の下にSLを置くのですが見落としていました。
- 4時間足チャート 直近では下落トレンドに転換しています。
以上の事からSLの位置を当初の73pipsから306pipsに変更しました。利確ポイントも127pipsに上げています。4時間足ベースで再度、ロングの形が出来れば追加でポジションを入れいます。
SLを遠ざけると損切りに合った際は大きな損失となりますが、資金管理の中で許容できる範囲です。もし当初のSL位置で損切りにあった場合は『ここが重要な起点ではないと分かっていたのに。』と後悔の残すことになります。どんな結果になっても納得のトレードをします。

それでは決済時の状況です。
勝ち80+pipsにて取引終了


なんとか利益で取引を終えました。2月最後の稼働日と言う事もあり戻されると3月に持ち越しになるので手動で利益を確定しました。
ポジション
- 決済日時:02/28 13:45
- チェート分析日時:02/28 14:45
- 経過時間:542時間(約22日保有)
- ポジション:ロング
- 保有時pipsp:最大+80pips/最低-300pips
- 損益:+80pips
決済時の考察:日足の大きなレンジを意識したトレード

ポジションのタイミングが悪かったのかと、なぜナンピンをしなかったのを書き留めておきます。
- ポジションのタイミングについて 結果だけを見れば早かったと言うことになりますが、トレードは未来が見えないチャートを使って行いますので結果論よりもその時に優位性が高かったのかが重要です。日足で6ヵ月かかった下落にて、切り下げラインをブレイクし4時間足では上昇トレンドに転換した場面です。すんなり利確目標に到達している可能性もあるポイントですが、日足ベースでしっかりとしたWボトムを作る事を待つのを忘れていました。
- 大きく含み損を抱えた時にナンピンをしなかった理由は ナンピンをしなかった理由はシンプルです。300pips戻されてから4時間足ベースでロングを入れる根拠が揃わなかったからです。出来ればナンピンをして早めに利益を確定したかったですが、結果的には当初のポジションだけで利益を得る事が出来、さらなるリスクをかける場面にならなくて良かったです。