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移動平均線をどのように使うと勝ちやすいのか考えてみましょう。

世界中のトレーダーの中でもっと使われてると言っても過言ではないのが移動平均線です。この時点で移動平均線を使う事自体がトレード優位性を上げます。FXは多数派ゲームです、ショートよりもロングが強ければ価格は上昇し、ショートが強ければ価格は下落します。仕組みは至って簡単ですがこれをどのように売買を行って行くのかがFXの難しさです。トレードを行う上で何か基準になるものがあるとトレードがしやすくなります。シンプルなものはこの様なものがあります。
- 水平線
- トレンドライン
- チャネルライン
ですがこれらのラインには欠点があります。ラインを引く人によってズレが生じると言う事です。長期テイレバであれば多少のズレは全く問題ありませんが、数pipsを争う短期ハイレバでは命取りです。そこで利用されるのが移動平均線です。
移動平均線とは、一定期間の平均価格を線でつなぎ、ジグザグした値動きのブレを慣らして価格トレンドの方向や強さを見るためのテクニカルチャートです。FXチャートに限らず、テクニカル分析の中で最もポピュラーで基本的な分析手法です。移動平均には単純移動平均、加重移動平均、指数平滑移動平均など計算方法によって様々な種類があります。単純移動平均線(SMA,Simple Moving Average)は、計算の対象となる期間の複数の終値について平均値を算出し、期間をずらしながら線でつないで表示したものです。移動平均線は、日足チャートなら5日線や25日線、週足チャートなら13週移動平均線や26週移動平均線などが一般的です。また、長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に交差することをゴールデンクロスといい、上昇のサインとされています。
移動平均線の概要はこのぐらいを知っておけば問題ありません。それよりも大切な事は移動平均線を実際のトレードでどのように使うかです。この使い方にしっかりとした根拠も持つ事で再現性のあるトレードスタイルを作り出す事が出来ます。なぜなら移動平均線は誰が使っても設定する期間さえ同じであればアメリカ人でもイギリス人でも同じ場所に線が引かれるからです。そして移動平均線の入れすぎはトレードの迷いの原因になるので注意が必要です。
- 設定期間はもっとも使われているものを選ぶ
- 移動平均線を入れ過ぎない。(3本ぐらいが適度)
効果的な使い方
では以上の事を踏まえて効果的な使い方を考えてみましょう。一度ご自身で考えてから「見る」をクリックしてください。FXは自分で考え検証する事で成長できます。いつもお伝えしていますが正解も不正解もありません。私ならこう使うと言う事を書いているだけですのもし違ったとしてもご自身で考えた使い方を実際に使い勝ちに繋がるかを検証される事をおすすめします。
単純移動平均線(1時間足MA20、4時間足MA20、日足MA20)を使い期間設定は20とします。このように考えたのは一番シンプルな設定だからです。
- トレンドの方向を知る
- ポジションと決済位置の目安とする
- 損切り位置の目安とする
- 移動平均線の向きが明確で無い時はポジションを見送る
このように考えて実戦でも利用しています。もし宜しければ皆さんの利用方法もコメントください。参考までに私がチャートに表示しているテクニカル分析は単純移動平均線のみです。
今回はGBPNZDロングのFXトレードです。
目的は勝つこと守れないルールは作らない

負けにくい資金管理の考え方

トレードに利用しているFX口座

ポジション時の週足チャート

ポジション時の日足チャート

ポジション時の4時間足チャート

ポジション時の15分足チャート

ポジション時の状況とトレードシナリオ
ポジション時の状況 | |
---|---|
ポジション日時 | 03/10 1:34 |
通貨 | GBPAUD |
売買区分 | ロング |
利益目標 | 220pips |
損切り | 220pips |
リスクリワード | 1.0 |
週足状況 | 上昇チャネル抜けからの戻り |
日足状況 | 上昇トレンド |
4時間足状況 | 上昇トレンド |
ポジション根拠 | 2.00キリ番と日足前回安値抵抗 |
TP根拠 | 週足チャネル、高値抜け押し目買い |
SL根拠 | 4時間足直近実体高値 |
ポジション時の懸念 | 日足直近安値 |
ポジション時の感情 | 深夜1:30そろそろ眠たい |
表の補足説明
- 深夜1:30そろそろ眠たい 夜遅いトレードは次の日の朝に響くので控えなければ。

以上がGBPNZDロングのポジション時の状況です。
感想などありましあらコメント欄、Twitterをご利用ください。以降の項目はポジションの状況を見ながら更新します。最終的な結果はお楽しみに。

ボラが大きい時は戻すと面倒な展開になる。
決済時の1時間足チャート

決済時の状況
ポジション時の状況 | |
---|---|
ポジション日時 | 03/10 1:34 |
通貨 | GBPAUD |
売買区分 | ロング |
利益目標 | 220pips |
損切り | 220pips |
リスクリワード | 1.0 |
週足状況 | 上昇チャネル抜けからの戻り |
日足状況 | 上昇トレンド |
4時間足状況 | 上昇トレンド |
ポジション根拠 | 2.00キリ番と日足前回安値抵抗 |
TP根拠 | 週足チャネル、高値抜け押し目買い |
SL根拠 | 4時間足直近実体高値 |
ポジション時の懸念 | 日足直近安値 |
ポジション時の感情 | 深夜1:30そろそろ眠たい |
保有時の状況 | |
チャート分析日時 | – |
経過時間 | – |
経過pips | – |
シナリオ変更点 | – |
決済時の状況 | |
決済日時 | 03/10 11:12 |
経過時間 | 9:38 |
結果pips | 78pips |
保有時最大 | 78pips |
保有時最低 | 100pips |
表の補足説明
決済時の考察:トレード回数が少ない事は良いこと?

もっとトレードして稼いでよ。

いぬくん、それは危ない考えだよ。
トレード回数が多い=稼げるではありません。理想は少ないトレード回数で必要なpipsを達成する事です。3月の相場を見てわかる様にいつ何が起こるかわかりません。そして上昇するか下落するかもわかりません。ですのでトレード回数が多いと言う事は思わぬ変動に巻き込まれる確率も上がります。自分がわかりやすい時にだけトレードをする事は基本中の基本です。

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