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道路への急な飛び出しは事故に合う確率が高いです。左右をよく確認してから渡りましょう。
何事も急はよくありません。今回はポジション後に直ぐブログを書いていなかったので結論からお伝えします。重要と思える日足の抵抗ラインを1時間足で抜いたので飛び乗りSをしました。飛び込んだら事故に合い含み損を暫く耐える羽目に実はこのポジションは1月30日からの持ち越しです。今回は明らかにポジション時の分析が甘いダメな例です。こんなトレードすると負けると言う参考にして下さい。ポジション時はチャートの左(過去)をよく観察し、右(未来)を想像しましょう。
今回はGBPJPYのショートのFX研究です。
FX取引ルール


ポジション時の日足チャート

- 方向性:高値圏から戻し中、高値を付けた安値を超えていないので上昇トレンド中のレンジ
- MA20状況(緑線):ローソク足の上に推移、徐々に下落トレンドへの転換か
- その他①:5週間前からの切り上げ線を日足実体でブレイク
- その他②:前回安値と週足のMAが同じような位置にあり抵抗となりうる
ポジション時の4時間足チャート


- 方向性:直近高値を付けた安値を超えていないので上昇トレンド中のレンジ
- MA20状況(紫線):ローソク足の上に推移する。日足MAの下でもある。下落に転換中と読み取れる
- その他①:前回安値が近い
- その他②:月足MAも20pips下にある

ローソク足で節(トレンド)が読み取りにくい時はMT4のメニュバーでラインチャートに変更すると節が見やすくなります。
ポジション時の1時間足チャート


- 方向性:下落トレンド中
- MA20状況(水色線):ローソク足の上に推移しており下落トレンドの継続が読み取れる
- その他①:日足、4時間足、1時間足のMAの状況は下落ととって有利
- その他②:月足のMAまで20pipsなので注意が必要

チャート分析結果から今回のGBPJPYはショートでポジションをとる事にしました。
決済までのシナリオ4時間足チャート

決済までのシナリオ
- 20pispほど下に前回安値、月足MAがあるが日足の持ち合い(緑線)を抜けて来ているので勢いよく下落して入れない事を考えポジションを取る。
ポジション内容
- ポジション日時:2020/01/30 11:47
- ポジション:ショート
- SL:300pips(節が出来たら一段落とす)
- TP:75pips(日足前回安値)
ポジション時の懸念
- 利確目標までの距離が近ずぎる
- 月足 MAが20pips下にある
ポジション時の感情
- 急落して欲しい願望が大きいトーレードです。本来トレードは過去の事実を元に行うものであり自分の妄想で勝てません。過去の事実は全てのトレーダーの思考の結果ですのである地点に価格が近づけば当然のように反応します。その反応を利用してトーレードするのがテクニカルトレーダーです。

以上がGBPJPYロングのポジション時の状況です。
感想などありましあらコメント欄、Twitterをご利用ください。以降の項目はポジションの状況を見ながら更新します。最終的な結果はお楽しみに。

途中大きく戻し(160pips)その時のチャート形状を見て追加でポジションを入れています。それでは決済時の状況です。
追加ポジション 勝ち+34pipsにて取引終了

2月7日の雇用統計前に上にも下にも行きやすいチャートとなっていたので追加ポジションのみ決済しました。上げたら再度、追加で入る予定です。最初のポジションは引き続き、保有しています。
ポジション
- 決済日時:02/07 22:05
- チェート分析日時:02/08
- 経過時間:46時間後
- ポジション:ショート
- 保有時pipsp:最大+65pips/最低-20pips
- 損益:+34pips
最初のポジション 勝ち+35pipsにて取引終了

最初のポジションも利確ポイントで自動で決済されました。途中危うい場面もありましたが微益で終えることが出来て良かったです。
ポジション
- 決済日時:02/10 8:33
- チェート分析日時:02/10
- 経過時間:260時間後
- ポジション:ショート
- 保有時pipsp:最大+78pips/最低-160pips
- 損益:+35pips
最初のポジションの利確ポイントをこの場所にした最大の理由は移動平均線です。移動平均線は世界中でもっとも利用されているインジケータだと考えています。だからこそ多くの人がポジション根拠、利確ポイント、損切りポイントにしています。Twitterでアンケートした結果も掲載しておきます。
決済時の考察:最大の問題はポジションのタイミング

今回のトレードは良い点と悪い点があります。最大の問題はポジションのタイミングです。順に振り返っておきます。
- 利益幅が取りにくいポイントでの飛び乗り:最大の問題はこれです。日足ベースの切り上げラインをブレイクし、そのまま勢いよく下落するイメージを描いていましたが、直下には月足MA、週足MAがあり、さらに過去何度も意識されている安値(価格帯)でもありました。こう言った場面では下落するかもしれないが、逆行もしやすので戻りを待つことが大切です。
- 追加ポジション:最初のポジションから140pipsほど逆行したポイントでは追加出来る根拠が揃っていなかったので見送り、再度上げて来たところで追加をしました。終わったチャートを見れば最初の上げで入っていれば良かったと考える人もいると思いますが、追加ポジションが損切りになる確率を出来る限り低くしておきたかったので②のポイントを選びました。
- 雇用統計時のポジション判断:私は経済指標を一切見ない、考慮しない手法ですが唯一、米国雇用統計のみは意識をしています。その理由は世界中のトレーダーが注目をしている経済指標だからです。注目する人が多ければ多いほど、大きな値動きに繋がりやすく今月の方向感を読み取れる場合もあるからです。そう言った点を考慮して追加ポジションを微益で決済しています。

今回のトレードは2つのポジションを合わせて+70pipsほどの結果をなりました。判断ミスはありますが、いつも100点満点のトーレドをする事は難しいのでミスをした時のリカバリーをしっかり考え行動出来た点は良かったです。