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FXトレードを行う際に迷う瞬間が多いと負けやすくなります。迷うのは準備段階のみです。
ここに水平線を引いて正解なのか、SLはここでいいのかなど迷う理由はいくつもありますがポジション時に迷うのは準備が足りない証拠です。迷いが無くなるまで準備をすればその結果が利益になっても損失になっても落ち込む事はありません。迷いの中でポジションを取るとどうしても保有中に次のようなマイナスの心理状態になりがちです。
- SLこの位置で大丈夫かなぁ??もう少し後ろにずらしておこう
- なかなか動かないから少しの利益だけど決済しとこう
時にはチャートの形状でSLをずらしたり、TPを早める事はありますが基本的にはオススメ出来る行為ではありません。一度、その行為で損切りを免れたり、微益で建値撤退を免れてしまうと同じような心理状態になるとまたやってしまいます。その結果、トレード回数を重ねるうち期待値が下がってゆき一向に利益が残らない状態が生まれます。トレードは一回の収支よりもひと月、一年の収支でみるべきます。50から60%の勝率でも利益をしっかり残せるルールを構築しましょう。

5連敗しても利益を残せると心にゆとりが出て来ます。
心にゆとりが出てくるとポジション時に迷わないので、この波は良いと判断したら即乗れるようになります。その結果、大きな利益を取る事が出来ます。前置きはこれぐらいにして、今回はGOLDのショートのFX研究です。
FX取引ルール


ポジション時の日足チャート

- 方向性:過去の高値圏で反発し、前日強い陰線が確定
- MA20状況(緑線):上向きでローソク足の下に推移
- その他①:日足ベースではレンジもしくは、上昇トレンド中
- その他②:上昇トレンドだが戻しが入るシナリオを想定
ポジション時の4時間足チャート

- 方向性:上昇チャネル内の動きを3週間続け、陰線にてチャネルを抜ける
- MA20状況(紫線):ローソク足の上に推移、上昇から下落に変わりつつある
- その他①:チャネルが綺麗に引ける
- その他②:高値更新が出来ず一段下げる確率が高まる
ポジション時の1時間足チャート

- 方向性:下落トレンドに転換
- MA20状況(水色線):ローソク足の上に推移し4時間足MAの下に来る。下落の勢いが高まる可能性あり。
- その他①:日足MA当たりまで落ちる可能性がある。

チャート分析結果から今回のGOLDはショートでポジションをとる事にしました。
決済までのシナリオ4時間足チャート

決済までのシナリオ
- 日足ベースの高値を更新出来ず4時間足で引ける綺麗なチャネルを抜けた事で一段下に落ちるシナリオを考えました。
ポジション内容
- ポジション日時:2020/02/04 15:41
- ポジション:ショート
- SL:252pips(前回の高値上)
- TP:377pips(勢いがある場合の最大値、勢いが無い場合は200pips地点)
ポジション時の懸念
- 再度、上昇する可能性もあるのでその際は、下落の形が出来れば追加を入れる。
ポジション時の感情
- 少々、寝不足気味です。

以上がGOLD ショートのポジション時の状況です。
感想などありましあらコメント欄、Twitterをご利用ください。以降の項目はポジションの状況を見ながら更新します。最終的な結果はお楽しみに。
1.チャネルを勢いよく抜けて下落 20時間後

- チャート分析日時:02/05 12:47
- 経過時間:20時間後
- ポジション:ショート
- 損益:+220pisp
- シナリオ/根拠:シナリオ通りに動くと気持ちが良いです。しかし次の展開を決めないと行けません。4時間足ベースのチャネルを抜けたものの現在は日足ベースのチャネル中間点で綺麗に止まっています。
2.4時間足の戻しを見て追加ポジション 28時間後

- チャート分析日時:02/05 19:47
- 経過時間:28時間後
- ポジション:ショート
- 損益:+250pisp
- シナリオ/根拠:4時間足の小さな戻しを確認し切り上げ線を抜けてから追加でポジションを取る。勢いが無ければ即全ポジションを決済して利益を確保する。決済をしたとしてもシナリオ時の(勢いがある場合の最大値、勢いが無い場合は200pips地点)となる。

それでは決済時の状況です。
勝ち+169pipsにて取引終了

テキスト
ポジション
- 決済日時:02/05 22:47
- チェート分析日時:02/07 18:00
- 経過時間:31時間後
- ポジション:ショート
- 保有時pipsp:最大+220pips/マイナス側には行かず。
- 損益:+169pips(1本目+191pips/2本目-22pips)
決済時の考察:日足と4時間足の攻防

利確をしたポイントがちょうど日足の抵抗と4時間足の抵抗が重なる場所になり上に行くか下に行くか根拠が無くなりました。
- 日足は上昇:緑線 ポジション時から日足上昇トレンドを継続しているので当然ロングで入って来る人も多いポイントです。
- 4時間足は下落:紫線 4時間足ベースで見ると下落トレンド中ですがチャネル下限に当たっているのでここで決済する人も出て来ます。となるとショートの決済はロングの力になるので①の要素と合わせると一気に上昇する可能性も出て来ます。